神奈川県鎌倉市、鶴岡八幡宮のの東側にある『鎌倉国宝館(かまくらこくほうかん)』は、神武天皇祭の佳日である昭和3年(1928年)4月3日に創立。鎌倉時代から室町時代を中心とする貴重な文化財4800点余りを保管、展示する施設。
重厚で神聖な印象を与える施設建物は外観は奈良の正倉院を模した校倉風。内部は鎌倉時代の寺院建築。大変貴重な建築物として重要文化財に指定。
館内には、鎌倉市内の各社寺が所蔵する仏像、工芸品、書画、古文書を多数展示。特に建長寺の国宝「蘭溪道隆像」や鶴岡八幡宮の重要文化財「弁才天坐像」は必見。また昭和49年(1974年)10月1日に財団法人氏家浮世絵コレクションを館内に設立。見応え充分の施設となっている。