歴史
旗上弁財天社は、鶴岡八幡宮の境内にある神社で、源氏池に浮かぶ島に建てられています。この神社は、源頼朝の旗挙げの際、家運長久を守る守護神として弁財天が現れ、霊験を示したと伝えられています。弁財天は仏教の守護神であり、北条政子によって再興されました。現在の社殿は、1980年に鶴岡八幡宮創建800年を祝って復元されたもので、源氏の白旗が奉納されています。
見どころ
旗上弁財天社は、鎌倉江の島七福神の一つです。週末には多くの参拝客が訪れ、恋愛成就や縁結びの願いをかけています。境内には奉納された多くの旗が風に揺れ、神聖な雰囲気を醸し出します。また、政子石と呼ばれる石は夫婦円満や子宝を願う人々にとって特別な場所です。