長野県長野市松代町松代の象山神社の境内にある『高義亭』
は、木造2階建て、寄棟の屋根を持つ建物。幕末に活躍した
「佐久間象山」が借り、書斎や客間として使用し、長州の「
高杉晋作、久坂玄瑞」、土佐藩の「中岡慎太郎」など幕末の
志士が多く訪れたと伝えられています。
建物は、もとは御安町にある江戸詰家老望月主水の下屋敷に
あったもの。佐久間象山が借り、書斎や客間として使用。ま
た二階の七畳半の間で、歴史に名を残す明治維新の多くの志
士たちが多く訪れ、密談を交わしたと伝えられており、国家
の時勢を論じた由緒深い建物。昭和53年(1978年)に今の現
在地に移され長野市指定文化財に指定されている。