長野県上田市にある『上田市立信濃国分寺資料館 (うえだしりつしなのこくぶんじしりょうかん)』は、昭和55年(1980)に創立。国指定史跡の信濃国分寺跡から発見された出土品及び、全国の国分寺跡関係資料を収集・保存・展示する施設。
奈良時代に建立された信濃国分寺跡を昭和30~40年代にかけて大規模な発掘調査を実地。その際に出土された軒丸瓦・軒平瓦・鬼瓦・陶磁器・硯・和同開珎・墨書土器・九九算刻書の平瓦を館内に多く展示。また考古資料、模型、写真パネルを率いて国分寺跡の歴史を詳しく紹介。
他にも旧石器・縄文・弥生・古墳・奈良・平安・中世の各時代の考古資料や、全国の蘇民将来符や中国古代瓦のレプリカを多数展示。1000年の時を経て発掘された貴重な文化財を多く収蔵する施設となっている。