福岡県大川市大字三丸にある『古賀政男記念館(こがまさおきねんかん)』は、クラシックの正統派・藤山一郎から、歌謡界の女王・美空ひばりまで数々のHit曲を世にだした、昭和期の代表的作曲家《古賀 政男(こが まさお、1904年11月18日 - 1978年7月25日)》に関連する資料を収蔵・展示する施設。
《古賀 政男》は、レコード会社の専属の作曲家として数多くの名曲を世に出した日本を代表する作曲家。また音楽親善大使として世界各地をまわり音楽の素晴らしさを伝え戦後に広島平和音楽祭を開催。また日本作曲家協会初代会長として日本レコード大賞を制定。昭和53年に永眠後に国民栄誉賞を受賞。音楽界の発展に尽力した歴史に名を残す偉大な人物。
館内には、愛用のギター、不朽の名曲「影を慕いて」の直筆原譜、受賞トロフィーなどの遺品や貴重な昭和を代表するスターとのスナップ写真を展示。また古賀メロディーの主要曲を収録したリスニングルームや、古賀メロディーギターアンサンブルによる「ふれあいコンサート」を毎月第4日曜日に開催。他にも隣接している敷地内に7歳まで住んでいた生家を復元。《古賀 政男》の魅力が伝わる施設となっている。