神奈川県鎌倉市長谷の小高い丘に建つ『鎌倉文学館(かまくらぶんがくかん)』は、鎌倉ゆかりの文学・鎌倉文士をテーマとした鎌倉市立の資料館。
重厚なたたずまいの3階建ての施設建物の歴史は、かつて1890年頃に侯爵 前田利嗣の鎌倉別邸が1910年(明治43年)に焼失。その後旧加賀藩主前田本家第16代目当主《前田利為》が1936年(昭和11年)に洋風に全面改築した建築物。時は流れ1983年に鎌倉市に寄贈。1985年(昭和60年)10月31日に今現在の鎌倉文学館が開館。鎌倉を代表する洋風建築物として2000年(平成12年)4月28日、国の登録有形文化財に指定。
館内には鎌倉に縁の深い作家の直筆原稿や愛用品を展示。また庭園はバラが多くあり、毎年5月の「バラまつり」期間中にはコンサートや様々なイベントが開催されます。