歴史
高尾山薬王院は奈良時代の高僧、行基によって天平16年(744年)に開山されたと言われています。正式な寺名は「高尾山薬王院有喜寺」で、真言宗智山派の大本山として知られています。京都醍醐山の高僧・俊源大徳が入山し、永和元年(1376年)に中興しました。寺内には総桧作りの山門、仁王門、本堂、本社、大師堂、不動堂、奥之院、大本坊などがあり、関東屈指の霊山として多くの信奉者や観光客が訪れています。
見どころ
高尾山薬王院は、美しい総桧作りの山門や本堂などがあり、格式高い雰囲気が漂います。毎日諸願成就のお護摩(ご祈祷)が行われており、一年を通じて多くの人々が悩みや願い事を御本尊の前で僧侶と共に祈念しています。また、参道のスギ並木が八王子八十八景に選ばれるなど、自然美も楽しめる場所です。多くの歴史と信仰が息づく高尾山薬王院で心静かに巡礼を楽しんでください。