栃木県那須烏山市の山里に広がる和紙の工房「和紙の里」内にある『烏山和紙会館(からすやまわしかいかん)』は、日本国内だけでなく世界に注目される1200年での間伝承されてきた「烏山和紙」に関連する資料を収蔵・展示する施設。
施設はレトロな雰囲気が感じられる木骨モルタル二階建て、切妻屋根の擬洋風建築物。大正12年に開業、築100年余を経過する旧烏山病院を利用。大変貴重な建築物として那須烏山市の近代化遺産に指定。
館内には恵まれた大自然の中で生まれ育った烏山和紙を使用した手漉きの和紙・ちぎり絵・工芸品を数多く展示。また展示だけではなく購入することも可能。1200年の伝統を誇る手すき和紙「烏山和紙」の魅力が伝わる施設となっている。