山梨県北杜市、清里駅から歩いて5分の位置にある『清里ポーセリンミュージアム』は、ドイツの名窯「マイセン」を中心に中国、日本の影響を受け独自に発展していった16世紀~現代のヨーロッパで制作された西洋陶磁器の歴史と文化を紹介する施設。
格調ある西洋式の建物内は展示されているものは、個人の収集家が30年前から外国で買い集めた、ドイツの名窯「マイセン」が中心。
特に入口近くに展示されている、マイセンの磁器で装飾されたキャビネットは必見。これは1867年の第2回パリ万博に出品された貴重な作品として知られている。
他にもセヴィール窯、ミントン窯の作品や、茶器、花瓶、陶製の花、小鳥、天使や神話の登場人物など、光を抑えた展示室にスポットをあて展示。幻想的な雰囲気が作品をより魅力的に映し出している。