徳島県鳴門市のドイツ村公園内にある『鳴門市賀川豊彦記念館(なるとしかがわとよひこきねんかん)』は、平成14年(2002)に創立。鳴門市出身、日本の社会運動の草分け的存在《賀川 豊彦(かがわ とよひこ、1888年(明治21年)7月10日 - 1960年(昭和35年)4月23日)》に関連する資料を600点収蔵・展示する施設。
明治21年に神戸市で生まれた賀川 豊彦は、4歳のときに両親を亡くした過去がある。その後、青年期までを徳島で過ごしたあとキリスト教・哲学・心理学を学び、関東大震災でのボランティア活動・労働運動・農民運動など、数多くの友愛、相互、平和のために捧げた歴史に名を残す偉人である。
館内には、賀川 豊彦に関連する資料や、写真パネルや年表を率いて分かりやすく賀川 豊彦と徳島の関わりを紹介。また福音学校で使われていたオルガンを展示。他にも2Fでは賀川に関連する本を自由に回覧できる図書・資料室もあります。