岡山県倉敷市の倉敷美観地区の一角にある、日本で最初の
近代西洋美術館として知られる『大原美術館』。倉敷の実
業家として知られる《大原孫三郎》(1880年-1943年)が、
洋画家で有名な《児島虎次郎》(1881年-1929年)に託して
収集した《西洋美術、エジプト・中近東美術、中国美術》
を展示する目的で1930年に開館。★館長は西洋美術史家の
《高階秀爾》。
美術館の外見はギリシャ建築の神殿風で柱などは、イオニ
ックという形式で統一。隣接して《分館、工芸・東洋館》
があります。★2003年分館の建物が、DOCOMOMO JAPANに《
日本におけるモダン・ムーブメントの建築》に選定されて
います。
本館には、世界画壇の貴重な巨匠作品が多数展示。門を入
るとロダンの彫刻「洗礼者ヨハネ」「カレーの市民」の像
が訪れる人を出迎えてくれます。