歴史
鍋倉公園は、鍋倉城の跡地であり、明治初年から現在まで市民の憩いの場として親しまれてきました。鍋倉城は天正年間(1573-1591)に阿曽沼氏によって築城され、その後南部直義が入部し、約240年間、遠野南部氏の1万2,500石の居城となりました。明治2年に廃城となり、現在は都市公園として整備されて利用されています。
見どころ
鍋倉公園は遠野市街地南部に位置し、遠野駅から徒歩でアクセスできる便利な市立公園です。公園内にある展望台からは遠野市の中心部を一望できます。特に春には約1,000本ものソメイヨシノやヤマザクラが満開に咲き誇り、桜の美しい景色を楽しむことができます。桜の季節には多くの人々が訪れ、桜見物が賑やかに行われます。年中無休で開放されているので、散歩やリラックスした時間を過ごすのに最適な公園と言えます。