和商市場は釧路駅前にある釧路港で揚がった鮮度抜群の海鮮を取り扱う市場です。こちらには広い市場内に魚介類を扱う小さな商店がいくつも並び、それはまるで昭和時代にタイムスリップしたかのような感覚を覚えるでしょう。
昭和をイメージした施設としては新横浜のラーメン博物館など多数日本には存在しますが、こちらは自然体のまま昭和の雰囲気が残っています。
和商市場の最大の魅力は勝手丼です。勝手丼とは1986年頃、貧乏旅行をしていたライダーの一団が如何にして安い値段でイクラやウニを食べようかと市場を徘徊していた時、ある鮮魚店の主人が、惣菜店でごはんを買ってくればイクラをのせてあげようと言ったのに始まりました。
お店任せの海鮮丼ではなく自分で勝手にどんぶりのネタを選べることから勝手丼と呼ばれており和商市場の名物になっています。現在は1500~2000円程度で好きな魚介類を選んでどんぶりにできます。