史跡北斗遺跡は釧路の町から北西側の釧路湿原を望む丘の上に遺跡があります。旧石器時代から縄文時代、続縄文時代を経て擦文時代の長期にわたって営まれた史跡北斗遺跡です。
ここには縄文時代、続縄文時代の浅い円形、楕円形堅穴102軒と擦文時代の四角形堅穴が23軒がくぼんだ状態で残されて、旧石器時代の火を炊いた跡や縄文時代の住宅跡、墓、貝塚、擦文時代の住宅跡などが確認されています。
この展示館から遊歩道を750m歩きますと史跡展望台に到着します。展望台までの遊歩道は森の中の階段を登って山の稜線を歩き、再び階段を下りたところにあります。
史跡展望台からは堅穴住居跡群や復元住居、擦文の村と釧路湿原を見渡すことが可能です。史跡展望台からさらに遊歩道を200m歩くと擦文の村の復元住居がありますので展望台まで来たのでしたら復元住居まではすぐという事もあり、一緒に訪れる事をおすすめします。芝生の公園には住居が4棟復元されておりここからも釧路湿原を眺めることができます。