歴史
沖縄本島の南端部にある喜屋武岬(糸満市)は、第二次世界大戦末期の沖縄戦で激しい戦闘が繰り広げられた場所です。昭和27年10月には、将兵や沖縄戦の犠牲となった住民の遺骨1万柱を奉納し、平和之塔が築かれました。現在の美しいモニュメントのような塔は昭和44年に造られた2代目となります。
見どころ
1945年3月、米軍が慶良間列島を海空から砲撃し、同月26日には沖縄戦の最初の上陸が行われたのが座間味村です。喜屋武岬には戦争の犠牲となった村内外の御霊をお祀りする場所があります。平成25年3月26日夜には平和の塔からサーチライトを使った「平和の光の柱」が大空へ照射され、4月には読谷村、6月には糸満市へとリレーされ、平和を願う沖縄の心が世界の夜空へ届けられました。