平和祈念公園は本島南部の糸満市摩文仁の丘陵を南に望み、南東側に険しく美しい海岸線を眺望できる台地にあります。公園内には沖縄戦の写真や遺品などを展示した平和祈念資料館があります。
沖縄は1945年5月末、第32軍司令部は米軍の猛攻に追われて、首里を放棄し南風原を経て本島最南の摩文仁に撤退します。そしてついに6月23日、司令官の牛島中将以下は自決し、3か月近くに及ぶ組織的な抵抗は終わりました。
この“沖縄戦終焉の地”となった摩文仁の丘は、今は「平和祈念公園」として生まれ変わり、毎年6月23日の「慰霊の日」には、ここで沖縄全戦没者追悼式が行われます。
沖縄戦で亡くなられたすべての人々の氏名を刻んだ「平和の礎」があり戦争の現実を感じる事でしょう。とても広場があり、休日には多くの家族連れが訪れます。