歴史
星巖寺は江戸時代の小城鍋島藩の歴代藩主の菩提寺として、貞享元年(1684年)に建立されました。その名前は初代藩主元茂の法名「祥光院」および2代直能の法名「星巖元晃」から取られています。当時、新しい寺院を建立することは禁止されていたため、星巖寺は円通寺の末寺として建設されました。
見どころ
境内には五百羅漢が鎮座し、様々な表情で訪れる人々を迎えます。現在、200体以上の羅漢像が残っており、江戸時代中頃に石工平川徳兵衛一族によって制作されたと考えられています。星巖寺の歴史と美しい羅漢像は、小城鍋島藩の歴史と文化を垣間見る貴重な存在です。