東京藝術大学の芸術資料収集品を展示している美術館です。
明治20年の東京美術学校設置の前から資料収集をしていたため現在では2万8500件あまりになります。元々はこれらの資料は図書館内に収めていました。
昭和24年に東京音楽学校が統合され東京藝術大学になりました。
昭和45年には資料部門が独立し、音楽学部の資料も加え芸術資料館が発足しました。
その後も資料は増え資料館では狭くなり、また建物も老朽化もあり平成10年に大学美術館として生まれ変わりました。
絵因果経・観世音寺資材帳などの古美術や狩野芳崖「悲母観音」横山大観「村童観猿翁」他の近代美術が収蔵されています。