天王寺動物園は大正4年(1915年)1月1日に日本で3番目の動物園として開園しました。
現在約11ヘクタールの園内におよそ200種900点の動物を飼育、入園者数は年間150万人以上と週末にはたいへん賑わう動物園です。
ニュージーランド以外では、世界的にも珍しい
Q7の飼育展示を日本で唯一行っている他、シシオザル、ドリル、アムールトラ、クロサイ、ツル類、ニホンコウノトリ、ホオアカトキ、ヨウスコウアリゲーターなどの希少動物の繁殖に力を入れています。
特にナベヅルについては、飼育繁殖に実績がある事から、国際血統登録を担当しています。
天王寺動物園では、動物の生息地の景観を可能な限り再現した上で、そこに暮らす動物の様子を紹介する「生態的展示」を進めています。
平成7年(1995年)に爬虫類生態館「アイファー」がオープンしたのを手始めに、
以降、カバ舎、サイ舎、アフリカサバンナゾーン草食動物エリア、アジアの熱帯雨林ゾーン・ゾウ舎が次々とオープン。
平成18年9月にはアフリカサバンナゾーン肉食動物エリアがオープンし、上記、カバ舎、サイ舎、アフリカサバンナゾーン草食動物エリアと合わせたアフリカサバンナゾーンが全面完成しました。
土曜日曜祝日を中心に、飼育員が動物舎の中や前で、その動物の説明をするワンポイントガイド。
日曜日にはレクチャールームで行う動物に関するお話(動物君たち一日、獣医さんにお話)やガイドツアー(園長と動物園散歩)など、さまざまなイベントを実施しています。