黒島(くろしま)は、沖縄県の八重山諸島にある島である。沖縄県八重山郡竹富町に属する。
石垣島から南南西17kmに位置する。「牛の島」として知られる。島の形がハート型であることから、ハートアイランドとも呼ばれる。
隆起珊瑚礁で形成されたほぼ平坦な島で、島の至るところに肉牛用の牧場が広がっている。かつては森林が広がっていたが、2005年以降スタビライザー(珊瑚塊の掘削が可能な建設機械)を導入した開墾事業が喜屋武・伊古・宮里・仲本集落周辺で進められた結果、集落以外のほとんどの場所が開墾され、牧草地が広がる風景が形成された。また、島の周辺海域に広がる石西礁湖は、日本国内最大のサンゴ礁海域である。