静岡県浜松市にある『浜松市立内山真龍資料館(はままつしりつうちやままたつしりょうかん)』は、1996(平成8)年11月に開館。国学者《内山真龍(うちやままたつ)》に関連する資料を収蔵・展示する施設。
内山真龍は、病身の父親に代わり、21歳から大谷村の名主を勤め。仕事の傍ら学問を賀茂真淵(かものまぶち)から学び、82歳の生涯まで村の発展に尽くすと同時に、国学の研究、弟子の育成の功績を残したと伝えられている。
真龍が生まれた大谷の地にある生家跡を利用した施設内には、真龍が残した業績、関連する書物や、師弟に関する資料などを所蔵、展示。また天竜川絵図、遠江国風土記伝など、貴重な資料を見ることができる。