歴史
大石寺は日蓮正宗の総本山で、日蓮上人の高弟である日興上人によって正応3年(1290年)に創建されました。約70ヘクタールに及ぶ広大な境内には、五重塔(重要文化財)、御影堂(県指定文化財)、三門(県指定文化財)など歴史を感じさせる建物が立ち並んでいます。かつては北山本門寺や小泉久遠寺と並び、日興門流5つの有力本山である「富士五山」のひとつに数えられていました。
見どころ
大石寺の見どころは、参道の枝垂れ桜や常灯ヶ峰のソメイヨシノです。これらの桜は市内でも指折りの桜の名所であり、境内には5000本以上の桜が植えられています。開花期には多くの花見客で賑わい、見ごたえがあります。また、高さ22m、間口24mの朱塗りの三門や、江戸時代中期に建てられた高さ34mの朱色の五重塔(重要文化財)など、歴史的建造物も多数あります。