群馬県渋川市伊香保町にある『徳冨蘆花記念文学館(とくとみ ろかきねんぶんがくかん)』は、明治の文豪と呼ばれた日本の小説家《徳富蘆花》の功績を記念して平成元年(1989)に開館した施設。
徳富蘆花は、明治元年、熊本県水俣生まれ。外国文の翻訳・評論に従事し、その後代表作の小説「不如帰」(ほととぎす)を始め、多くの名作を残し明治の文豪と呼ばれるようになったことはあまりにも有名。
館内は、記念館と展示館で構成。蘆花の遺品・詩歌・絵画・文学作品・時代背景資料など貴重な遺品や遺稿を多く展示。また館外では蘆花の定宿であり、生涯を閉じた旅館「千明仁泉亭」の離れを移築。温泉旅情をそそる、静かなたたずまいを醸し出しています。