歴史
伊香保温泉は、昭和55年からの改修で有名な石段街がある温泉地です。この石段は、平成22年に北側に追加され、1年365日の賑わいを祈り込めて365段とされました。伊香保神社へ続く参道に形成されたこの街は、約400年の歴史を有し、天正4年(1576年)に形成されました。歴史的な石段には与謝野晶子の詩が刻まれ、その風情を残しています。
見どころ
伊香保の石段街は、温泉旅館や土産物屋、射的場などが軒を連ね、湯煙が立ち温泉情緒に包まれています。湯元から引かれた温泉が流れる「湯滝」や、昭和55年の改修で整備された広場は、訪れる人々に憩いの場を提供しています。400年の歴史を刻む石段街は、日本の温泉都市計画の第一号として築かれ、多くの文人墨客に愛されてきました。徳冨蘆花の小説「不如帰」の舞台としても知られ、歴史と文学の香り漂う場所です。