栃木県下野市国分寺の大小の古墳をまとめた公園「しもつけ風土記の丘」の中心にある『栃木県立しもつけ風土記の丘資料館(とちぎけんりつしもつけふどきのおかしりょうかん)』は、平成27年4月1日に栃木県から下野市に移管してリニューアルオープン。遺跡及び歴史資料の保存及び活用の役割をもつ施設。
下野国分寺跡と下野国分尼寺の中間地点に位置する奈良の唐招提寺金堂をイメージさせる建物は、寄棟造り屋根が特徴的な鉄筋コンクリート造りの平屋建て。母屋の周囲には回廊を設け丸柱を配置。古代寺院風の意匠が感じられる造り。周囲の歴史的景観にマッチしている。
館内には、国指定史跡「下野国分寺跡・尼寺跡、栃木県指定史跡丸塚古墳、愛宕塚古墳」の史跡から出土した資料を多く収蔵・展示。また下野国分寺の七重塔の模型、古墳の復元図を見ることができる。