栃木県日光市にある溶岩流の上に出来た湿原として知られ、
標高2020m前後の高層湿原に位置する「日本で最も高い
高層湿原」として伝える人も多い『鬼怒沼』。(※鬼怒沼
より高標高に位置する高層湿原は《苗場山、五色ヶ原 、
平ヶ岳》があります。)★環境省日本の重要湿地500に、
高層湿原および中間湿原として選定。
『鬼怒沼』は、大小48個の泥炭層にできる池塘(ちとう)
を浮かべた沼で、《ヌマガヤ - チャミズゴケ群落、ヌマ
ガヤ - イボミズゴケ、ホロムイスゲ - ヌマガヤ群落チン
グルマ、ヒメシャクナゲ》など高山植物の宝庫として知ら
れ、6月中旬頃~11月頃など様々な草木の美しい光景が見
られます。また沼では渡り鳥の飛ぶ姿も見ることが出来ます。