1922年3月8日に《国の地質・鉱物天然記念物》に指定。
栃木県日光市の川俣温泉・奥鬼怒温泉郷にある『湯沢噴泉塔』。
噴泉塔は、1908年に渡辺渡が西沢金山探しの際に発見。噴
出口からは常に90度以上の湯を噴き上げており硫黄の臭い
が周囲に漂います。また温泉沈澱物として炭酸カルシウム
が長い期間堆積し三角形の小塔が形成。大きいものは80cm
にもなるタケノコ状のものが数多く見られます。
学術上貴重な資料として国の天然記念物に指定された以降。
塔の先端にいたずらをしたり、傷つけたりると、《山の
神の怒り》に触れ大雨などの天災や大怪我をすると伝えら
れています。
また過去には「野天湯へGo!」の旅チャンネル第1回放送で
山田べにこが訪れたことでも知られています。