茨城県古河市、古河城跡地に位置する『古河文学館(こがぶんがくかん)』は、平成10年(1998)に開館。古河市ゆかりの小説家・詩人・歌人・児童文学者の関係資料を収蔵・展示する茨城県内初の文学館。
建物は大正ロマンの香りが漂う洋館。館内には、永井路子、小林久三、佐江衆一、和田芳恵、粒来哲蔵、粕谷栄市、山本十四尾、沖ななも、一色悦子、金田卓也など、古河ゆかりの文学者に関する資料を紹介する展示室と、幼児雑誌の金字塔と言っても過言ではない『コドモノクニ』の原画を含む資料を見ることができる別室で構成。
また別館として「永井路子旧宅」が平成15年に公開。古い商家の趣を残した佇まいは一見の価値あり、そして見学後に利用するのに最適なイタリア料理レストラン「唐草」も併設されています。