山梨県北杜市にある『サントリーウイスキー博物館』は、日本の飲料メーカーであるサントリーが創業80周年を記念して1979(昭和54)年に開館。日本と世界のウイスキーの歴史及び、製法過程を紹介する施設。
館内の1階では、日本のウイスキーの父《鳥井信治郎》の貴重なウイスキーのブレンドの技を磨く際に愛用した机や、当時の映像を通して日本のウイスキーの夜明けから現在に至る歴史を紹介。また日本初の本格国産ウイスキー「白札」ボトルも必見。
2Fでは科学では解明されないウイスキーの神秘を手塚治虫さんが描いた愉快なキャラクターが紹介。またウイスキー誕生に関する貴重な資料や、醸造酒から蒸溜酒を生みだした中世の技術や道具を公開。歴史や文化を反映し、時代を拓いたウイスキーの奥深さが理解できる展示内容となっている。