歴史
甘草屋敷は、山梨県甲州市塩山上於曽に位置する江戸時代後期の民家で、国の重要文化財に指定されています。元々は「旧高野家住宅」と呼ばれ、当時は薬用植物の甘草を栽培して幕府に納める役割を果たしていました。茅葺きの切妻造りで、中央部には二段の突き上げ屋根が特徴となっています。
見どころ
甘草屋敷は、江戸時代後期の民家と庭園がそのまま歴史公園として活用されています。毎年2月11日から4月18日にかけては「ひな飾りと桃の花まつり」が開催され、豪華な雛飾りが見どころです。享保雛や古今雛、御所人形に五楽人、吊るし飾りなど、数々の貴重な雛飾りが展示されます。この祭りは甘草屋敷を中心に行われ、見事な雛飾りの美しさに魅了されることでしょう。