山梨県笛吹市の桃とぶどう畑に囲まれた一宮町北野呂にある
『笛吹市青楓美術館』は、歴史研究家、故《小池唯則》氏が
私財を投じ1974年(昭和49年)10月に開館。洋画・日本画・
書と幅広い美術作品を手掛け、明治から昭和50年代まで活躍
した《津田青楓》氏の作品を展示する美術館。★管理・運営
は笛吹市。
館内には、夏目漱石、与謝野晶子との交流も深く、文芸界で
活躍したマルチ芸術家《津田青楓》氏の自由な南画風の作品
。筆致の書、洋画、デザイン、ポスター約70点、500点以上
の作品を収蔵。特に常設展示されている「疾風怒涛」(1932
年)は必見。他にも彫刻、工芸品、書簡、画具を貴重な作品
を展示。また春と秋の年2回。約30点単位で展示替えが行わ
れます。