富山県魚津市釈迦堂にある『魚津埋没林博物館(うおづまいぼつりんはくぶつかん)』は、昭和30年(1955年)に開館。「埋没林」+「蜃気楼」通称「ねっこランド」と呼ばれ親しまれている自然の神秘に触れることができる博物館。
建物周辺は「蜃気楼展望地点」として市指定の名勝に指定。隣接した「海の駅蜃気楼」などとともにみなとオアシスに登録されたことから「蜃気楼の丘展望台」が設置されている。
埋没林の発掘現場にそのままフタをかぶせたような展示室では、約2,000年前から地中に眠っていた樹齢約500年の杉の樹根「埋没林」を展示。縄文時代の気象の変化を証明する貴重な資料として価値が高いことから国の特別天然記念物に指定されている。
また富山湾に現われる不思議な現象「蜃気楼」に関する展示や、300インチの大スクリーンを完備した「ハイビジョンホール」では、奇観蜃気楼のオリジナル番組を見ることができる。