香川県仲多度郡琴平町、金刀比羅宮の表参道にある『金陵の郷』は、(寛政元年(1789年)酒造り創業当時の白壁の酒蔵を復元。西酒造りの作業を展示、紹介する日本酒資料館。
元和二年(1616年)酒造家、鶴羽屋→羽屋→鶴田屋と移り変わってきた酒造株を8代目 西野嘉右衛門が寛政元年(1789年)に買い受け生まれた「金陵」。その参道口に面した3つの酒造庫のうち第弐庫をお酒を通じての語らい処として「金陵の郷」を創設。
館内には、伝統の酒造りの技と心を伝える、江戸時代の酒造りの工程を当時の酒造具・人形等によって再現及び、酒に関する文化的な資料を紹介する「歴史館」と、酒造りの模様をわかりやく放映するシアターを完備した「文化館」で構成。また日本酒の販売コーナーでは、樹齢800年の大楠を見ることができる。