山形県村山市の最上川が一望できる丘の中腹、大淀尋常小学校跡地に建つ『真下慶治記念美術館(ましもけいじきねんびじゅつかん)』は、村山市市制50周年を記念して平成15年に創立。母なる川・最上川の景観を描き続けた洋画家《真下慶治》の作品を収蔵・展示する施設。
最上川を見下ろす高台にある木造(村山市産材)の可能性を追求した先駆的工法で作られた建物は、周りの自然に溶け込むデザインが特徴的。設計は日本を代表する建築家の一人《高宮眞介》氏。最上川の大蛇行部が眺められるラウンジからの眺めは絶景である。
館内には、最上川の景観、三難所の碁点、三ヶ瀬、隼など描き続けた《真下慶治》の作品約200点の中から、テーマを定めて常時20点を展示しています。