歴史
中岡慎太郎は、明治維新の勤王の志士として、坂本龍馬とともに活躍しました。彼は慶応3年11月15日(1867年)、京都河原町の近江屋で刺客に襲われ、龍馬とともに命を落としました。この悲劇は慎太郎がわずか30歳の若さであったことを考えると、明治維新の熱い志士であったことを浮かび上がらせます。中岡慎太郎の像は昭和10年に安芸郡青年団を中心に建てられ、室戸岬の先端にそびえ立っています。
見どころ
中岡慎太郎の像は高知市内から国道55号線を車で走り、約90分で到着します。この像は室戸岬の高台に位置し、その目線は太平洋を一望できる絶好のポジションにあります。一説には、この銅像は坂本龍馬像が立つ桂浜の方向を向いていると言われています。中岡慎太郎の像は、彼の短いが情熱的な生涯と、明治維新への献身を称えるものであり、地元の歴史と文化に触れる良い機会となるでしょう。