歴史
播磨屋橋は、江戸時代に豪商の播磨屋と富商の柩屋が互いの往来のために架けた私橋が始まりとされています。当初は簡素な木造りの橋でしたが、時代とともに幾度か架け替えられ、昭和33年には南国博覧会のために朱色の欄干が加えられました。平成5年には、江戸期のはりまや橋を再現する形で現在の橋が建造され、川のせせらぎを再現するなど、整備が行われました。
見どころ
現在の播磨屋橋は、全長約20mの桁橋であり、周辺にははりまや橋公園が整備されています。公園内には、江戸期のはりまや橋が復元され、純信・お馬のモニュメントも設置されています。また、川のせせらぎを再現することで、橋の周辺には自然が豊かに広がっています。江戸時代の高知市の賑わいを偲ばせる、歴史的な橋として観光客にも人気があります。