山口県萩市のレトロな白く美しい外観が引き立つ洋館建築のJR萩駅舎の中にある『萩市自然と歴史の展示館(はぎししぜんとれきしのてんじかん)』は、自然と歴史をテーマにした資料館及び、鉄道の父と称される井上勝の展示館で構成される施設。
大正14年(1925)に建てられた白壁に柱や梁が露出するハーフティンバー構造の萩駅舎は、「洋館駅の傑作」と評価が高く、数少ない鉄道開通時の駅舎として価値が高いことから登録有形文化財に指定。
また夜にライトアップされる駅舎も絵になる光景として人気が高い。
館内では、日本の鉄道事業の基礎を築いた「鉄道の父」といわれる井上勝に関する資料やパネルでわかりやすく解説、また萩の自然や歴史、観光名所のビデオを見ることができる。