山口県萩市の古萩城跡入り口近くにある『萩焼資料館(はぎやきしりょうかん)』は、経済産業大臣指定、伝統的工芸品「萩焼」の歴史の紹介及び、江戸時代初期の作品を展示する施設。
萩焼は、朝鮮出兵時に、豊臣秀吉公が、萩藩主である毛利輝元が朝鮮の陶工「李勺光」、「李敬」の兄弟を連れ帰り始祖としたのが始まり。御用窯の流れをくむ「坂窯」、「三輪窯」が今の主流となっているが、初代~三代までのものを古萩と称し多くの愛好者により珍重されている。
館内には、江戸初期の松本窯や三ノ瀬窯の初期の作品を中心として水戸光圀、本居宣長、松尾芭蕉、伊達政宗の短冊を展示。また萩焼の販売をするショップも併設。「古き良き時代」の萩焼と「現代」の萩焼との違いや魅力を体感しに是非訪れて欲しい人気の施設となっています。