山口県、江戸時代中期~昭和30年代までの長い歴史をもつ全国有数の塩の産地として栄えた防府に位置する『三田尻塩田記念産業公園(みたじりえんでんきねんさんぎょうこうえん)』は、1992年に開園。塩作りに関する道具類の展示及び、塩づくりの様子をわかりやすく紹介する歴史公園。
元禄12年(1699)に大規模な入浜式塩田が造られて以来、近代まで赤穂や坂出と並ぶ塩の大産地だった三田尻塩田。園内には、かつての入浜式塩田の諸施設を復元。釜屋煙突は登録有形文化財(文化庁)に指定。また日本の歴史公園100選に選ばれています。
他にも旧来の塩作りが見学・体験できる「体験教室」も人気。約260年間にわたって、全国有数の塩の産地として栄えた貴重な塩作りを身近で見られるだけでなく体験することができます。