歴史
周防国衙跡は、奈良時代から平安時代にかけて周防国の行政を司る役所であり、山口県防府市に位置しています。国庁寺という寺が明治初めまで存在し、その境内には今も歴史を伝える石碑が残っています。周囲から発掘された遺跡から、律令制下の役所が広がっていたことがわかっています。国の史跡に指定されており、悠久の歴史を伝えています。
見どころ
周防国衙跡では、古代から中世にかけての国の行政の中心地として機能した場所を訪れることができます。公園として整備された場所には、国庁寺があり、その境内に残る石碑からその歴史を垣間見ることができます。また、発掘調査から推定される役所の遺構や国府域なども見どころの一つです。周囲には美しい自然が広がり、歴史と自然が調和した空間を楽しむことができます。