山口県山口市滝町にある『山口県政資料館』は、昭和41年(1966)創立。山口県政に関する歴史資料・県に関する文化資料を収蔵・展示する施設。
建物は、大正5年(1916)に建てられた、旧山口県庁舎と旧県会議事堂。西洋の近代的な建築様式と伝統的な和様式を融合させた後期ルネッサンス様式を基調とし、大正建築の粋を集めた貴重な建築物として昭和59年12月28日に国の重要文化財に指定されている。
日中に開放されている館内では、山口県政に関する歴史資料及び、県を紹介する文化資料を展示。また細部に日本及び東洋の手法を取り入れた独創的なデザインの玄関ホール、正庁会議室、議員控室の天井など自由に見ることができる。