山口県柳井市柳井津の白壁の町並みの中にある山口県有形
民俗文化財『商家博物館むろやの園』は、最盛期には50隻
もの帆船を抱えた豪商・「小田家の屋敷(屋敷面積2561平
方メートル、建坪1500平方メートル、間口約14m、奥行11
9m)」を利用した民俗資料館。
古市、金屋と続く白い漆喰壁の町家の代表的な建物は、「
主屋 、本蔵、勘定蔵、米蔵、油絞り場、中間部屋、道具
部屋、馬小屋、長屋」からなり、元禄14年(1701)の建築は
、この町で最も古く、また日本に現存する町家の中では最
大級となります。
建物内には、小田家が使用していた農業、運搬、商業など
の、商いの道具や生活用品を多数展示。母屋、本蔵など11
棟の建物を見学することが可能。当時の豪商のたたずまい
がわかる博物館となっています。