宮城県遠田郡涌谷町の日本最古を誇る産金地として有名な黄金山産金遺跡近くにある『天平ろまん館(てんぴょうろまんかん)』は、黄金山産金遺跡からの出土品の展示及び、奈良の大仏建立資料を収蔵・展示する施設。
施設内では、昭和32年(1957)に行われた発掘調査により日本初の産金地として認定された国指定史跡「黄金山産金遺跡」や東大寺大仏建立の技術がわかる資料を展示。特に平山郁夫画伯による「大仏開眼供養記図」の陶板画や、精巧なデザインと豪華さから、王位継承の神器とさえ呼ばれる平成5年末に韓国で発見された「金銅龍鳳蓬莱山香炉」は必見。
他にも地場産品を中心とした土産店を販売する「ショップ」。郷土料理「おぼろ汁」を提供する「レストラン」。抹茶が味わえるほかに茶会・歌会に利用できる「金の茶室」。「椀がけ法」によって、手軽に砂金採りを体験できる「砂金採り体験場」など、1日楽しめる施設が豊富にあります。