戦国時代に鉄砲の産地として栄え、鉄砲の里と呼ばれた滋賀県長浜市にある『国友鉄砲の里資料館(くにともてっぽうのさとしりょうかん)』は、昭和62年(1987)に創立。国友地区の歴史・民俗資料を収集・保存・展示する施設。
館内の1Fでは6面マルチスクリーンやパネルにて、戦国時代から江戸時代まで鉄砲などの生産地として栄えた国友の歴史を紹介。2Fでは鉄砲に関する歴史や製造過程と道具を展示。また連発式空気銃や距離測定機を開発や自作の天体望遠鏡で太陽の黒点を連続観察したことで知られる《国友一貫斎》や、長浜出身の文化人の資料をナレーションをまじえわかりやすく紹介。
他にも織田信長をはじめ多くの戦国武将の注文したとされる集落内に残る国友鉄砲(火縄銃)を見ることができる。