岩手県八幡平市にある『松尾歴史民俗資料館 (まつおれきしみんぞくしりょうかん)』は地域文化の創造と文化遺産の保護と継承することを目的として昭和56年(1981)に創立。旧松尾村地域の考古、民俗資料を収蔵・保存・展示する施設。
開館当初は旧松尾村地域の考古、民俗等各分野の資料を中心として収蔵・展示していましたが、2町1村が合併したことを受け平成17年に「八幡平市博物館」の分館に変更→平成20年に松尾鉱山関連遺産が近代化産業遺産に選定。これをきっかけとして松尾鉱山に関連する資料を大幅に増やした経緯がある。
館内には日本最大の硫黄鉱山として知られていた「松尾鉱山」で採掘された鉱石を収蔵・展示。また使用した貴重な工具も見られる。その他、松尾村の農業に関連する資料や農具及び観光の歴史・民俗資料を展示。見応え充分の歴史博物館となっている。