歴史
正法寺は、岩手県奥州市水沢黒石町に位置する曹洞宗の寺院です。1348年に開創され、道元禅師の厳しい禅風を守りながら、瑩山禅師や峨山禅師から引き継がれた「師檀和合」の教えを大切にしてきました。かつては永平寺や総持寺に次ぐ第三本山と称されました。1990年には、本堂などが国の重要文化財に指定されました。
見どころ
正法寺は、1348年の開創以来、厳しい修行を守りつつ「師檀和合」の教えを受け継いできた古刹です。広大な敷地には73カ寺の末寺があり、国の重要文化財に指定された茅葺き屋根の法堂・庫裡・惣門などがあります。厳しい修行道場としての一面も持ちながら、開山禅師の教えは今も庭園や伽藍に息づいています。信仰と文化の拠点として、多くの人々を魅了しています。