拾って来た家-やがて町は麓郷の町中の広場に何やら変わった家があります。これが拾って来た家-やがて町です。ここは「北の国から 2002遺言」で使われた黒板五郎氏の4番目の家、雪子さんのアトリエと住居、正彦とすみえの家、純と結の家などが並んでいます。
いずれも廃バスや大型トラックの荷台、ゴンドラ、電話ボックスなどの廃材を利用した建物で、入口には「物がこんなに捨てられて行くならオイラ拾ってきて生き返らせてやる! だってだって絶対失礼じゃねぇか 捨てられちまうそういう物に それを懸命に作った方々に あんたの親父さんが汗水たらして作ったものをあんた簡単に捨てられるか? え?」と書かれた看板があります。
ぜひとも中に入ってどんな廃材で家を作ったか確かめてみましょう。廃棄された路線バスの前と後ろをうまく利用していたり、フロントガラスの和室、大型乾燥機の丸窓、吊り輪の鍋掛け、石造りの五右衛門風呂など必見です。