ヤウシュベツ川湿原はアイヌ語で網曳きの大川という意味です。こちらのヤウシュベツ川の風蓮湖に流れ込む河口周辺は湿原となっており、奥行臼の万年橋からは根室海峡側にもその反対側にも、堤防など人工物の一切ない自然のままの美しいヤウシュベツ川と湿原の風景を眺める事が可能です。
特に鏡のように青空を映すヤウシュベツ川と、その両側に広がる湿原は素晴らしいものがあります。
ただ、こちらは観光地化されておらず、存在を知らなければ素通りしてしまいそうな場所ですので行く際には下調べが必要です。
ヤウシュベツ川湿原は別海十景に選ばれているだけあって景色は美しく、青空を映すヤウシュベツ川はもちろんのこと、川の上流は真西になるので春分と秋分の時期にはヤウシュベツ川に夕陽が沈み、その後に続く川を真っ赤に染める夕焼けも格別です。