インディギルカ号遭難者慰霊碑は道の駅「さるふつ公園」の国道238号線を挟んだ向かいのオホーツク海に面した場所にあります。1939年12月にカムチャッカからウラジオストックに向かって漁民とその家族1064名を乗せて航海していたソ連の貨客船インディギルカ号は折からの暴風雨に航行不能となりました。そして沖合1500mにある岩場に座礁転覆しするという海難事故が発生しました。
事故を知った村人は村人総出で救助に駆けつけ、300名ほどは救助しましたが700名余りが犠牲となりました。この救助にあたった人々の献身的行為と犠牲になった人々の冥福を祈るとともに国際親善と海難事故防止の願いをこめてインディギルカ号遭難者慰霊碑が建てられました。