パンケ沼園地のパンケ沼は面積3.47平方km、周囲8kmのサロベツ原野で最も大きな沼です。
パンケとはアイヌ語で下のという意味から付けられました。沼に突き出た木橋がありパンケ沼を見渡すことができます。天気がよければパンケ沼越しに利尻山を見ることができ、絶好の眺望場所となり撮影スポットです。
周囲には全長390mの北コース、全長150mの南コースのパンケ沼畔自然探勝路の木道が整備されており北コースには立見台があります。
この木道を南に3kmほど歩くと幌延ビジターセンター徒歩で行く事が可能です。パンケ沼の水は赤く見えますが、これは泥炭に含まれる鉄分が水に溶け出し塩分により酸化した色とされています。パンケ沼の手前にはトイレや水場、東屋、野鳥観察舎まで備わった公園があり、のんびりと過ごす事ができる場所です。